ひぐらしのなく頃に 第1巻

第1話鬼隠し編 其の壱 ハジマリ
第2話鬼隠し編 其の弐 隠しごと
第3話鬼隠し編 其の参 疑心

 元々は07th Expansionというサークルが作った同人ゲーム。所謂「コミケ」なんかで目にするような代物だった様だが、作品のクオリティの高さが話題を呼び現在ではコミック化、TVアニメ化、更には携帯アプリなど多様なメディア展開を見せている。これはそのTVアニメシリーズDVD。

  • 第1話―昭和58年6月、雛見沢村で全ては始まった。引っ越して来たばかりの前原圭一を中心に仲良しの少女竜宮レナ、クラス委員長の園崎魅音、おしゃまな北条沙都子、神社の娘、古手梨花。学校で「部活」を楽しむ一同。ゴミの山に興じるレナ。ある時圭一は偶然知り合ったカメラマン、富竹ジロウから昔雛見沢で起こったダム計画とバラバラ殺人の存在を聞かされるが、レナは「知らない。」魅音は「なかった。」の一言。ゴミ山に埋もれた雑誌から圭一は事件が実在したことを知る。
  • 第2話―「綿流し」のお祭り。富竹と、彼と一緒にいた女性から綿流しの晩にバラバラ殺人が起こったこと、その後毎年綿流しの晩に1人の人間が死に、1人が行方不明になっていることを聞かされる。翌日、興宮警察署の大石蔵人が登場。富竹が自分の爪で自分の咽喉を掻きむしって死亡、女性が行方不明になっていることを知る。レナと魅音の会話に「オヤシロサマ」「鬼隠し」が登場。レナの「嘘だッ!!」。その晩、大石と圭一が電話しているのをレナは部屋の外で聞いていた。昨年「綿流し」で行方不明になったのはプレイングカードにあった「悟史」だったことを電話で知った。
  • 第3話―大石から毎年の「鬼隠し」の関係者が全員部活仲間と関係があることを聞かされ、自分の命が狙われていることを警告される。その晩、レナと魅音がおはぎを届けに来る。魅音は圭一の昼の行動を全て知っていた。魅音の「明日は学校休んじゃ、嫌だよ?」そしておはぎに仕込まれた裁縫針。時計の裏に書置きを残す。翌朝、レナより早く登校しようとした圭一は轢き逃げされそうになり、ロッカーから「悟史」の金属バットを手に入れる。帰り道、レナが自分は「悟史と同じ」だと。「圭一くんは、しないよね? …転校。」。晩、大石と電話。その時、誰かがドアホンを鳴らす。

鬼隠し編」だけは原作をプレイしたのだが上手にリメイクしたものだと感心する。また、昨今の子供達はヒグラシの鳴き声を聞いた事が無いのではないかとふと考えた。