DEATH NOTE 1

DEATH NOTE 1 [DVD]

DEATH NOTE 1 [DVD]

第1話新生
第2話対決
第3話取引
映像特典ノンクレジット・オープニング
&エンディング
ヒカルの碁」で大ブレイクした小畑健が描いた原作コミックが話題を呼び、TVアニメ化、実写映画化と勢いのあるDEATH NOTEのTVアニメDVD第1巻。初回限定版には死神「リューク」のフィギュア付き。結構大きい。主題歌はオープニング、エンディング共にナイトメア。何故。そっち方面に行くつもりなのかナイトメア。確かにビジュアル系バンドがアニメの主題歌を担当する事はあるがナイトメアは結構メイクも激しい方なので今後脱ビジュアルを図る予定でもあるのだろうかと本編そっちのけで邪推。因みに私はコミックを読んだことは一度もないし劇場実写版も見ていない。だからこのTVアニメが原作にどのくらい忠実なのかは知らない。劇場実写版の予告に出て来た「L」の爪噛みを見てこのDVDを買う事に決めた。もう一つの理由は、原作のコミックが終結していること。でないと話の筋が明後日の方向に行って全然面白くなくなる不安が付き纏うからね。

  • 第1話―主人公、夜神月(ヤガミライト)とデスノート、そして死神リュークとの出会い。「退屈だと殺したくなる」と「退屈だと死にたくなる」は紙一重だと改めて思う。ふと赤川次郎の『ひまつぶしの殺人』を思い出した。赤川次郎の作品で好きな物を挙げろと言われればコレ。月は世界から悪人を消去して新しい世界の神になると張り切る。キレてて素敵。
  • 第2話―月は「キラ」と呼ばれ一種の都市伝説的ヒーローになっている。場合によっては「様」付けだ。そして謎の超天才、Lの登場。キレキレの立論で犯人を推理するも理由が曖昧で博打的な部分も多少見受けられる。TV放送での挑発とか、命一つ犠牲にして遠隔操作で人が殺せることを実験してみたりとか。まぁ、それが悉く的中するから名探偵なんだろう。因みにブラックレターは読み辛い。普通に「L」ではダメなのか、Lよ。そして月の妹登場の瞬間、忘れてたように「デスノートに触った人間にはオレが見える」と言い出すリューク。さすが死神、相当悪い。
  • 第3話―警察の捜査情報は月くんには筒抜け。俄然有利。ところで死神の眼にはそこに映る人間の名前と寿命が見えるらしい。人間がそれを手に入れるには、自分の残りの寿命の半分を死神に与えれば取引が成立する。そりゃあ月くんのデスノート効率アップには必須アイテムですな。さぁどうするんでしょ。

リュークの声は劇場版同様中村獅童。まぁあえて触れる事でもない。しかし小畑健の漫画に出てくる若者は揃いも揃って顎のラインが細い。まぁイラストの特徴だし分かり易いからいいけど。原作者の大場つぐみって人はこれが処女作らしいが調べてみると誰かの仮名である可能性があるらしい。思ってたより話題豊富だね、デスノート。次巻が楽しみ。あと劇場実写版のサウンドトラック欲しい。川井憲次はいい作曲家だ。