DEATH NOTE 2
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2007/01/24
- メディア: DVD
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第4話 | 追跡 |
第5話 | 駆引 |
第6話 | 綻び |
映像特典 | プロモーション・トレーラー |
- 第4話―リュークも思い付かなかったデスノートの上手な利用法を思い付き、警察官の家族ということで自分をマークしていたFBIの捜査官を抹殺することにした月。バスジャックを起こさせられて結果当て馬にされたいかにもな逃亡犯。犯罪者を世の中から消去することが目的じゃなかったのか、月よ。自らの正義と異なるものは、悪。しかしまぁ正義の真理の一つはそういうものだとは思う。
- 第5話―FBI全員の消去に成功。いやお見事。月を尾行していたレイ・ペンバーはキラの手伝いをさせられ最終的には自分も殺されと散々な目に。因みにフィアンセは元FBI捜査官の日本人。そして遂にL登場。生Lですよー。ワクワクの捜査員達は生Lの微妙さ(特に見た目)に戸惑う。ボサボサだし、冬なのにロンT1枚だし、洋風のホテルに裸足だし、甘党だし。ワタリはあんなに厚着なのに。ところで最初の方にいたMac1台きりの部屋、あれは何処なんだろう。あんなホテルは無いぞ、逆に。
- 第6話―殺されたFBI捜査官の一人、レイにバスの中で会った事を頻りに気にする月。そしてレイのフィアンセ「間木照子」と月は偶然出会う。何しろ元FBI捜査官、生前のレイとの会話の中でも「つい捜査官時代の癖が出る」と言っていただけに偽名臭いぞ。照子はレイがバスの中で誰かに自分の素性を知らせた事を知っており、月に「キラは心臓麻痺以外の方法で人を殺せる」との推理を暴露。月ピンチ。でも名前聞いちゃったもんねーと余裕の月。私ですら疑ったのに偽名の可能性は考えないのかい? 完璧な人間ほど、調子に乗ると簡単な事を見落とすものです。
とにかくLがいい味を出している。今まではプライバシー保護ボイスだったLの実際の声色がこんなやる気の無い声だったとは。やる気の無い声、やる気の無い髪型、やる気の無い服装、そして角砂糖4つ。森進一の『襟裳岬』では角砂糖1つだったね。超甘党。ただ不必要な事柄を一切排除し、必要な物事だけを只管突き詰め続ける軽くマッドな程の合理性。この壊れかけた天才には大いにシンパシーを感じる。